| 徳島大学地域貢献企画 平成19年11月10日企画「大学生によるUD点検街歩きとワークショップ（藍住町版）」 11月10日（土）午前10時半〜12時に、藍住町において、徳大生によるユニバーサルデザイン点検作業をします。 藍住町福祉センターを現地本部とし、藍住町役場周辺を、90分ほど街歩きします。その際、「photochat(フォトチャット）」という無線ＬＡＮによる写真共有システムで、相互交流をしながら（ワークショップの現場化）歩きます。徳島県のご協力により、車椅子の利用もあります。 その後、午後１時からは、現地本部（藍住町福祉センター2階の会議室）においてワークショップ（ガリバーマップづくりと、その発表会）を行います。 本企画は、徳島大学総合科学部社会学研究室主催ですが、京都大学工学部、東京大学工学部、徳島県保健福祉部からの支援も受けています。 前日午前の藍住南小生徒による街歩き企画の姉妹企画です（点検箇所は棲み分け)。 日 時 平成１９年１１月１０日（土） １０時３０分から１５時まで 場 所 午前は藍住町役場周辺を街歩き。午後は、ワークショップ。 参加者 徳島大学学生（１〜３年生）ほか 合計約３０名 主 催 徳島大学総合科学部樫田研究室 協 力 徳島県保健福祉部、東京大学工学部、京都大学工学部 事業内容 徳島大学全学共通教育「社会学概論」受講学生が、４〜６人単位の班（全部で５班） に分かれ、藍住町役場周辺の道路や地域の公共施設（藍住町福祉センター、正法寺川公 園など）をユニバーサルデザインの観点から点検を行います。 問題がある、という指摘に留まらないよう指導します。優れているところ、工夫され ているところ、ハード面（設備）が不十分でも、ソフト面で対応が可能だろうと思われ るところなどを柔軟に思考してもらい、地方財政危機の下でも持続可能な運動となるよう努力します。 また、大学生・一般市民の視点からだけでなく、各種障害者＝視覚障害者、身体障害 者、精神障害者、発達障害者等々＝、高齢者、乳幼児、妊産婦、外国人、犯罪被害者等 の視点からも点検を行い、「すべての人が利用しやすいまちづくり」について考えてい きます。
連絡先 Yoshio KASHIDA（kashida@ias.tokushima-u.ac.jp） 徳島大学総合科学部 准教授 樫田美雄 勤務先住所）〒770-8502 徳島市南常三島町1-1 直通電話・ファクス）088-656-9308（オフィス） ＰＨＳ）070-5681-4143 （参 考） ○ ホームページ「ユニバーサル徳島マップ」とは・・・ 徳島大学総合科学部と徳島県等が共同運営しているホームページで、インターネットを利用して、地図情報の上に、まちづくりについての意見等を自由に書き込め、映 像の添付、意見交換ができる機能を備えています。 〈アドレス〉 http://www.ias.tokushima-u.ac.jp/social/universal/tyuui.Html ○ 「ガリバーマップづくり」とは・・・ 街歩きをした地域の地図を拡大し、畳１枚程度の大型の地図を班のメンバーで囲みながら、相談や発表用の加工をすること。今回は東京大学都市工学研究室の真鍋陸太郎氏が指導に当たってくれることになっている。なお、今回は、ガリバーマップに必要な写真は、photochatシステムによって提供される。この点については、次項目を参照のこと。 http://www.yc.musashi-tech.ac.jp/~nakamura_sr/gulliver/gulliver.Html ○ 「ｐｈｏｔｏｃｈａｔ（フォトチャット）」とは・・・ 京都大学情報学研究科西田・角研究室が開発した写真の共有システム。カメラ付き小型パソコン上で走るソフトであるが、無線ＬＡＮのアドホックモードを活用して複数人が相互に写真を提供し合いながら「会話（チャット）」をすることができる。 http://www.ii.ist.i.kyoto-u.ac.jp/~ito/photochat/photochat.Html |